GN地域既進出企業 (No.82):ロード・ファー・イースト・インコーポレイテッド アジア….
グレーターナゴヤ既進出企業:
ロード・ファー・イースト・インコーポレイテッド アジア パシフィック テクノロジー センターの開所について
GNI二次進出アンケート2008年度にて発掘するに至ったロード・ファー・イースト・インコーポレイテッドが、下記の通り、アジア パシフィック テクノロジー センターをグレーター・ナゴヤ地域に設置し、2011年5月24日(火曜日)に開所式並びに祝賀会を実施しました。
1. 開所式
日時 平成23年5月24日(火曜日)
午後3時00分~
場所 ロード・ファー・イースト・インコーポレイテッド
アジア パシフィック テクノロジー センター (名古屋市熱田区桜田町17番7号)
2. 祝賀会
日時 平成23年5月24日(火曜日)
午後6時00分~
場所 名古屋マリオットアソシアホテル
同社は、アメリカのロード・コーポレーションの100%出資のグループ会社。現在、東京にロード・ファー・イーストの日本支店と、工場・研究開発拠点であった甲府事業所、関西研究所があります。
同社は、日本以外にアメリカの2ヶ所(システム・航空宇宙・基礎研究他多岐に渡る)、ヨーロッパに1ヶ所(接着剤・コーティング材)の研究拠点があり、その他世界中にあわせて約20の事業所があります。
尾本所長、及び、Mr.David Siporinは、グレーター・ナゴヤ地域への進出を決めた理由について、下記の4点において利便性があると話しました。
1) グレーター・ナゴヤ地域には、同社の顧客である自動車産業の集積がある。
2) 顧客へのアクセスが便利
3) 大学等の集積により、優秀な人材の確保に有利
4) 外資系企業にとって国際空港からすぐなので海外からのアクセスが便利。
また、Mr.David Siporinは、挨拶の中で、当地域に需要が集中するという点から、すぐにサービスを提供していけるようにするため、また、同業界において、最先端技術の発信源ともいえるのが日本の中部地域であり、ビジネス活動がしやすいとの結論にいたり、当地域への進出に至ったと話しました。
また同センターは、今後増えていくであろう、中国・インド等でのニーズにも対応するよう、当拠点をアジア パシフィック テクノロジー センターとして設置されました。
製品・サービス:
・自動車・一般産業用接着剤・塗料などの生産材の製造販売。
・金属の接着剤ケムロックは世界トップシェア。その他コーティング材なども扱っている。
・エンジンを支えるゴム(振動を抑える)用接着剤。10年で10度以上も上がっている耐熱温度、100度にも対応。
企業信用力:世界シェア70%。アメリカでは、62%程。世界のある地域によっては、85から90%。
得意先:
自動車関係・OA機器部品・一般産業部品関係 他。
今後の予定について:
甲府より研究拠点を移し、関西研究所も閉鎖して、グレーター・ナゴヤ地域でのアジアパシフィックセンターは20名程度からスタート。40名程度まで拡大可能。
Official URL: http://www.lord.com/LORD-Far-East-Inc.xml