フランス航空宇宙クラスター3機関との相互連携覚書締結

フランス航空宇宙クラスター3機関との相互連携覚書締結

 

グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会(GNIC)及び、(一社)中部航空宇宙産業技術センター(C-ASTEC)は、平成29年9月28日(木)15:30、エアロマート名古屋2017の会場内においてフランスの航空宇宙・クラスター3団体 (Aerospace Valley、ASTech Paris Region、Safe Cluster) と、両地域の航空機産業の発展を共通目的として、相互に連携していくことを確認する覚書(MOU:Memorandum of Understanding) を締結しました。

フランスの航空宇宙・クラスター3団体:

Aerospace Valley: 「エアロスペース・バレー」は航空宇宙及び搭載システム関連の非営利団体クラスターで、2 つの地域にまたがっている。本部をトゥルーズに、ハブ拠点をボルドー置くこのクラスターはミディピレネーとアキテーヌのフランス南西部 2 つの地域をカバーしています。フランス航空宇宙産業の1/3を占め、航空宇宙関連企業の年間売上は、ミディピレネー地方全体の65%、アキテーヌ地方の40%を占めています。

ASTech Paris Region: 「アステック・パリス・レジオン」は200以上の加盟会員(大企業:15%、中小企業:54%、研究者や教職員:20%)で構成されています。

Safe Cluster: 「セーフ・クラスター」は航空宇宙産業分野の大手グループや経済団体、研究機関など 300 以上の会員を抱え、開発とイノベーションについては強力な体制を整えています。10 年間で 10,000 の雇用を創出するという目的のため、セーフクラスターはプロヴァンス・アルプ・コートダジュール地方の航空産業において大がかりな成長戦略を掲げ、経済成長のけん引役となっています。

今後、このMOUに沿って、フランス航空宇宙クラスタ3機関と次の事業において連携していきます。
① 会合、会議、ワークショップへの共同参加
② BtoBイベントの組成
③ サプライヤー発展の促進活動に関する情報交換
④ 人材教育機能の構築に関するベストプラクティス交換

MOU Ceremony with 3 France Aerospace Clusters

フランス航空宇宙クラスター3機関との覚書締結式の様子