地域づくり: 岐阜県下呂温泉活性化プロジェクト

地域づくり:地域づくりシンポジウム~地方の活性化策を探る~
下呂温泉活性化プロジェクト 参加報告 

 去る2月19日(木曜日)午後、【地域造りシンポジウム – 下呂温泉活性化プロジェクト】が、名古屋市中区栄3-13-31 プリンセスガーデンホテル3階にて開催されました。

地域づくりシンポジウムは、名古屋市立大学と十六銀行が産学連携し、地域経済の活性化策を探るため実施された活動です。 
 十六銀行と公立大学法人名古屋市立大学は、平成20年4月に地域経済の活性化等に資するため産学連携に関する協定を締結し、その活動の第一弾として「下呂温泉活性化プロジェクト」を実施しました。
 

  今回のシンポジウムでは、「文化資源を活用したまちおこし」と題した基調講演のほか、「下呂温泉の活性化策を探る」をテーマに、参加者と一緒に地方活性化策がパネルディスカッション形式で話し合われました。

 パネリストの一人である(社)下呂温泉観光協会 副会長 瀧康洋氏は、観光客にみなさんが散歩して楽しめる町並みづくりに取り組んでいきたいと話しました。また海外からの集客を図る取組みの一環として、まず、駅周辺と名古屋駅からの経路を表示した英語での案内掲示板をいち早く取り入れたと話しました。

 懇親会:下呂市特産品紹介コーナーで賑わう人々。

 鶏ちゃん(けいちゃん)と呼ばれる岐阜県の飛騨・下呂地方に古くから伝わる郷土料理です。
 鶏ちゃんとは秘伝の特製みそだれでトリもも肉とキャベツを一緒に炒めたシンプルな料理ですが、鶏肉の柔らかさ・肉汁と絡むキャベツの甘みはご飯にもお酒にも良く合い下呂温泉では名物となっており地元の食事処で見つけることができます。仕上げに焼きそば麺を入れて焼き上げるのが特徴です。
 名産品紹介コーナーでは、参加者のみなさんが下呂市のお酒、「天領」を試飲していました。  
 その他名産品として、トマトジュース、お米などさまざまな名産品が紹介されていました。
下呂市のトマトは、甘味の多い夏秋トマトとして人気があります。そこで、下呂市ではこの特産のトマトが町おこしの一品として一役買っています。
 トマトジュースやトマトカレーをはじめ、甘辛く煮込んだ飛騨牛と舞茸の上に特産のトマトをのせた「トマト丼」は、下呂市の新名物となりつつあり、町のあちこちで美味しいトマト丼に出会うことができます。
 シンポジウム詳細 十六銀行法人営業部地域開発グループ 
電話058-266-2523 まで。