国際交流: スペイン バスク自治州 グレーターナゴヤ訪問
スペイン・バスク自治州政府内閣府外交部長及び、ビルバオ市・メトロポリ30事務局長
グレーターナゴヤ訪問報告
去る3月17日(火)、スペイン・バスク自治州ビルバオ市より政府内閣府外交部長 Mikel Burzako Samper氏及び、ビルバオ・メトロポリ30事務局長のAlfonso Martinez Cearra (アルフォンソ・マルティネス セアラ) ジェネラルマネージャーがグレーターナゴヤを訪問しました。
左より、萩尾名工大 准教授、Cearra氏、 山田 孝嗣 名古屋港管理組合福管理者、Samper氏、 |
船による名古屋港湾内視察 |
※「ビルバオ・メトロポリ30」とは
都市再生計画と近代都市デザイン開発に携わる機関であり、炭坑がなくなり地域経済が悪化したバスク自治州において、1990年代から、近代博物館やデザインビルなどの建設により都市再生を図ってきました。現在では観光と関連商業によって海外から観光客の集客に成功している地域の成功例として知られています。メトロポリ30の30は参画自治体の数を表わしています。
※グッゲンハイム美術館誘致による都市再生計画
スペイン・バスク自治州ビルバオ市は、近代美術専門のグッゲンハイム美術館の誘致に成功しています。1998年美術館開館後は、そのチタニウムの板で覆われた巨大建築物の異様な外観が話題になり、鉄鋼業などくすんだ工業都市の印象の強かった街ビルバオに急激に観光客を増やしました。
現在、このスペイン・ビルバオ・グッゲンハイム分館により、年間100万人の動員で、地元に大きな経済効果を生んでいます。
スペイン・バスク自治州政府内閣府外交部長 Samper氏と、ビルバオ・メトロポリ30のセアラ ジェネラルマネージャーは、グレーターナゴヤ訪問の際は、グレーターナゴヤイニシアティブセンター(GNIC)、名古屋港管理組合、トヨタ自動車(株)、名古屋市役所などを訪れたいと希望し、名古屋工業大学国際交流センター 萩尾生准教授により表敬訪問が調整されました。
午前中は、グレーターナゴヤの地域紹介及び゙その活動説明、またMikel Burzako Samper氏よりバスク自治州&ビルバオ市を紹介していただきました。どのように機関が運営されているか、またどのようにメンバーと交流しているかなどについて双方の意見を交換ししました。 メトロポリ-30のCearra氏は、今後お互いの機関を比較し、また共通点を話し合い、情報共有していくと話、広域連携の取組みは10年20年先どのような地域にしていきたいか計画を考える必要があると話した。 |
午後より、 愛知・名古屋国際ビジネス・アクセス・センター(I-BAC)長谷川久芳部長のアレンジにより、名古屋港管理組合にて表敬訪問及び船による湾内視察、名古屋港水族館見学を実施した。
2名は、ビルバオ地域の港と比較し、名古屋港がどのように運営されているか山田孝嗣専任福管理者の説明に耳を傾けていた。
◆◆◆◆◆ スケジュール ◆◆◆◆◆
1 日時 平成21年3月17日(火)GNIC 10:00 – 11:30 ・ 名港管理組合13:30 ~ 16:30
2 目的 グレーターナゴヤイニシアティブセンター表敬訪問・名古屋港視察
3 参加者 3名
マネージャー 平山 鉄夫
シニア・コーディネーター 高木 浩子
17日 グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会、名古屋港管理組合
18日~20日 東京