ビジネス環境

グレーター・ナゴヤは高速道路や鉄道、空運、そして海運と先端的かつ包括的な交通網を有しており、製品やサービスの効率的かつ効果的な輸送に適しています。

陸路

グレーター・ナゴヤは日本の真ん中に位置し、関東圏、関西圏へのアクセスが容易です。新幹線を利用すると、大阪まではおよそ50分、東京までは1時間40分で移動が可能です。リニア中央新幹線の開通により、東京までは約40分でアクセスが可能となります。

海路

グレーター・ナゴヤは、優れた港湾環境を有しており、日本と世界を結ぶ物流拠点となっています。
世界約170の国と地域を結ぶ名古屋港は、総取扱貨物量や貿易額において国内最大級の貿易港です。

空路

グレーター・ナゴヤは世界主要都市へのアクセス利便性が高く、グローバル展開を見据えたビジネスに適したロケーションとなっています。
日本でトップクラスの国際空港である中部国際空港(セントレア)と、ビジネス機を含む小型機に特化した名古屋空港を有しています。

ものづくり企業

グレーター・ナゴヤは、面積、人口では全国の1割程度であるものの、輸送用機器、電子部品、素材、産業機械、医療、セラミックスなど多様な分野で各業界を牽引するものづくり企業が集積し、我が国随一の「ものづくり圏」です。特に、輸送用機械等の加工組立産業は、全国シェア40%を占めています。

大学・研究機関

また、グレーター・ナゴヤには世界をリードする先端技術を研究する数多くの大学や研究機関が集積しています。
グレーター・ナゴヤの大学や研究機関は、さまざまな先端的な研究に取り組んでいます。これらの研究活動においては、企業との協同研究が積極的に推進され、新技術の開発や、新産業の創出を実現しています。

名古屋大学

ものづくり産業の集積が最も進んだ地域にある中核大学として、世界との交流を推進するために、様々な連携事業を通じ、研究力や教育力の一層の強化とともに国際化に積極的に取り組んでいます。これまで6名のノーベル化学賞・物理学賞受賞者を輩出し、高い研究力を誇ります。

岐阜大学

全ての学部・研究科が一つのキャンパスにある特徴を教育・研究の両面に活かし、高度な専門職業人の養成に主眼を置いた教育,教育の基盤としての質の高い研究,地域に根ざした国際化を展開します。さらには、岐阜大学のものづくり技術の総合研究拠点として、地域連携スマート金型技術研究センターを発足させ、金型とその周辺分野の研究,ものづくり一気通貫型の実践教育を行い,金型分野の生産技術開発実績に基づく研究力をIoT・AIで強化し地方創生を推進します。

三重大学

教育と研究を通じて地域発展に寄与するとともに、地域社会との双方向の連携を推進しています。とりわけ研究活動においては、多様な独創的応用研究と基礎研究の充実を図り、さらに固有の領域を伝承・発展させると共に総合科学や萌芽的・国際的研究課題に取り組んでいます。

名古屋工業大学

国内外の大学・研究機関、産業界、行政、金融界とのネットワークを介して「人」、「知」、「技術」をつなぎ、人々の笑顔を新しい技術の価値で想像し、世界に発信する拠点を形成し、工学の総合大学としてイノベーションの創出とグローバルリーダーの育成を目指します。

豊橋技術科学大学

高い専門性をもった技術者・研究者を育成するため、高等専門学校からの学生を受入れ、優れた技術開発能力を有する人材育成に力を入れています。また、企業との共同研究等を通じ、産学連携拠点の形成を図り、地域産業界との連携を推進しています。

主な理工系大学及び高等専門学校